村崎

アクション

【映画】「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」ちさまひよ、永遠なれ。

「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」は、人気アクション映画シリーズの第3弾。ベイビーわるきゅーれシリーズは、独自のアクションスタイルと脱力系の日常描写を組み合わせた世界観で人気を博している。監督・脚本は引き続き阪元裕吾。物語は、殺し屋コン...
邦画

【映画】「ナミビアの砂漠」淡々と生きる姿を眺める。

『ナミビアの砂漠』は、山中瑶子監督による2024年公開の日本映画。現代を生きる一人の女性の姿を独特の視点と表現方法で描いた作品。山中の映画監督としてのキャリアは以下の通りとなる。 2017年:19歳で『あみこ』を監督、PFFアワード2017...
ヒューマンドラマ

【映画】『あんのこと』昏い世界で生きる彼女のために。

『あんのこと』は、2024年6月7日に公開された日本映画。監督は入江悠、主演は『PLAN 75』『不適切にもほどがある!』『ルックバック』などの話題作で人気を博す注目の若手女優・河合優実。本作は2020年6月に新聞の三面記事に掲載された、あ...
グロテスク

【映画】『MEN 同じ顔の男たち』女性蔑視と男性嫌悪を極限まで煮詰めたらデキちゃった。

『MEN 同じ顔の男たち』(アメリカ・2022年)は、アレックス・ガーランド監督による心理的サスペンススリラー。製作に携わるのは、独創的で芸術性の高い作品で知られる配給会社「A24」。監督・脚本は『エクス・マキナ』で知られるアレックス・ガー...
スラッシャー・スプラッター

【映画】『X エックス』と『Pearl パール』夢を見続けることの恐ろしさ。

『X エックス』と『Pearl パール』は、A24が製作したホラー映画シリーズの一作目・二作目だ。このシリーズは3部作として企画されており、『X エックス』『Pearl パール』、そして『MaXXXine』(2024年7月5日アメリカ劇場公...

【本紹介】病の原点にはどんな人物がいたのか「0番目の患者―逆説の医学史―」

「0番目の患者―逆説の医学史―」を要約して紹介します。著者のリュック・ペリノ氏はフランスの医師であり、一般人にも医学知識をわかりやすく広めています。本書では世界的に有名なものからあまり知られていないものまで、19例のゼロ号患者を紹介しています。医学の進歩の歩みを知れると共に、負の歴史についても詳細に知ることが出来ます。

【本紹介】「脳の意識 機械の意識―脳神経科学の挑戦―」~機械の中で永遠に生きる方法~

「脳の意識 機械の意識―脳神経科学の挑戦―」を紹介します。著者の専門は脳神経科学で、日々意識にまつわる研究をしています。本書では脳を研究する手法が丁寧に解説されており、意識研究の現状を知ることが出来ます。人間の意識を機械に移植することは遠くない未来に実現すると著者は述べます。

【本紹介】「ゾンビの科学―よみがえりとマインドコントロールの探求―」不明瞭な生と死の狭間

この記事では「ゾンビの科学―よみがえりとマインドコントロールの探求―」を要約して紹介します。本書では、ゾンビのような状態になってしまった人々や生物の事例が数多く挙げられています。それらの事例から、生命を「生」と「死」という2つの状態に分けることの難しさを理解できます。

【本紹介】「世にもあいまいなことばの秘密」―すれ違いを防ぐための言語の使い方―

筑摩書房「世にもあいまいなことばの秘密」川添愛 を読んだので要約して紹介します。言語学の立場から考えれば、私たち人間の発する言葉のほとんどは曖昧で、複数の解釈を持ちます。言葉を多面的に見ることで、解釈の違いによって起こる対立に対処ができるようになるはずです。

【本紹介】「奇想天外な目と光のはなし」―生物が見ている多様な世界―

雷鳥社「奇想天外な目と光のはなし」入倉隆 について読んだので要約して紹介します。本書は目や光にまつわる生物の不思議な事例をたくさん紹介しています。生物のもつ興味深い目の特徴を知ることで、普段は何気なく見ている世界も新たな視点で眺められるようになります。