【資格解説】文部科学省後援の資格「色彩検定」とは?

あなたは普段「色」に目を向けて生活していますか?

こんな問いをしておいて何ですが、色を専門的に扱う人以外は色に目を向けて生活している人は少ないと思います。

しかし色に着目することで普段とは違ったものの見方ができ、新たな発見をできます。

色に関する知識を学べる資格として「色彩検定」をおすすめします。

そんな私が色彩検定についての解説をしたいと思います。

この記事を読めば

A君
A君

「そもそも色彩検定って何?」

Bさん
Bさん
C君
C君

などの疑問が解決します。

この記事を読んで、色彩検定に少しでも興味を持って頂けたら光栄です。

「色彩検定」とは?

A君
A君

「そもそも色彩検定って何?」

色彩検定は文部科学省後援の公的な資格です。色の基礎から配色技法、専門的知識までを幅広く学べます。色を扱う仕事をしている方や色に関する知識をつけたい方に受講されている人気の資格です。1級・2級・3級・UC級があります。1級はプロフェッショナル向け、2級実務に応用したい方向け、3級は初めて色を学ぶ方向けです。UC級は、色覚の多様性や色のユニバーサルデザインに関する知識を深めたい方向けです。

A君
A君

色のもつイメージとか、センスの良い色の組み合わせが分かるってことか。

村崎
村崎

相性の良い色が分かるようになるので、服や家具を選ぶときに役立ちます!

「カラーコーディネーター」との違いは?

色彩に関する資格というと「カラーコーディネーター検定」を思い浮かべる方も多いと思います。「カラーコーディネーター検定」は、東京商工会議所が主催の資格試験です。1級相当のアドバンスクラスと、2・3級相当のスタンダードクラスがあります。色彩検定は色彩学に関する知識が得られる印象がある一方で、カラーコーディネーター検定はビジネスで生かせる知識を得られるという印象があるようです。

色彩検定との違いをまとめた表が以下になります。

難易度はどれくらい?

Bさん
Bさん

2022年度の色彩検定の合格率は、UC級が85.8%、3級が76.9%、2級が77.4%となっており、一般的な資格試験と比べると難易度は低いといえます。

しかし1級になると39.6%と一気に合格率が下がります。その理由としては、1級では色の歴史や色の測定方法などの専門性の高い知識が求められるからです。さらに2級までは一部記述式のマークシート試験のみですが、1級には実技試験もあります。そのため1級は十分に時間をかけて学習する必要があります。

Bさん
Bさん
村崎
村崎

私は6ヶ月ほどコツコツと勉強して2級に合格しました。おそらく6ヶ月もあれば誰でも合格ラインは越えられると思います!

資格を取得するメリットは?

C君
C君

色彩検定は、色彩学に関する基礎的な知識を学べる資格です。

色彩検定はファッションやインテリア、デザイン関係の仕事をする際に優位に働きます。又、それ以外の職種でも見やすい企画書や資料の作成に役立てることができます。日常面ではお出かけの際のコーディネートやお部屋のインテリアコーディネートに生かせるので、毎日の暮らしを華やかで豊かなものにできます。

C君
C君
村崎
村崎

受験会場には老若男女様々な人がいました。合格できなくても知識は生活に生かせます!

まとめ:あなたの人生を彩る資格!

色彩というこの世界を構成する一つの要素に目を向けると様々な発見があります。色彩検定の勉強をすると、普段は気にも留めていなかった周りの景色が目に入るようになります。そして明らかに以前よりも鮮明な景色が目の前には広がっていることに気がつきます。色彩について学ぶことは私たちの視点を変え、日常に溢れる世界の美しさを再認識させてくれます。

以上参考になれば嬉しいです。最後までお読み頂きありがとうございました。気に入って頂いたらSNSのフォローもよろしくお願いします。以上、村崎でした!

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